はじめに

原因不明の体調不良が実は『機能性低血糖症』だった。ここに辿り着くまで、沢山時間を費やしました。
世間ではまだ広く認知されていないこの病気、少しでも多くの人がこの苦しみから抜け出せますように。
治療体験談です。

お願い

※このブログはあくまで個人的な治療体験にもとづき、低血糖症についての情報をまとめさせていただいたものです。症状や治療法に個人差があり、全ての人に当てはまるものではございません。主観的な意見も多く含まれますので、参考程度にご覧ください。

2010/12/18

病院探しの基準

『自分は機能性低血糖症ではないか』と思った方が、治療を始めるにあたり
最初に直面する問題がきちんと治療できる医療機関が近くない!
ということでしょうか。

何度も言っております通り、この病気はまだまだお医者様・世間ともに
認知度が低いといえます。
ですから、この病気を疑って近所のクリニックや地域の病院に行ったところで
適切な治療が受けれない可能性が高いです。

なので私も、できればきちんとした専門機関で見てもらいたい
という思いを持っていました。
では具体的にどこにいけばちゃんとした治療をうけられるのか…
答えは、分かりません…すみません。
なぜなら認知されてない病気、しかも保険外の高額医療費がかかるってことで、
どれも怪しく感じてしまったのも正直なところでしたから。

ですので!、本日は私が病院を選んだ基準などをお伝えします。
あくまで個人的な見解です。役に立たないかもしれません。。

そして先に断っておきますが、現時点で私が通院している病院の名前及び、
候補に上げていた病院名の公開をするつもりはありません。
それは自分の思いや、治療への感想、医療機関への疑問などを
正直に書きたいからです。そうはいっても、ある程度調べている方、
治療中のかたなら、文章を読んでいただければ、
私の通う病院は分かると思いますが、
とにかくここで名前を出すことはさけたいと思います。

では、では、
まず私が参考にさせて頂いたのが下記のページ。 
→栄養療法(分子整合栄養医学)を採用している医療機関一覧

こちらは、低血糖症への治療法として有効といわれている
分子栄養学にもとづく治療を行っている病院の一覧です。
低血糖症を専門に扱っている医療機関が分かりやすく記されています。
ただ、このページに載っている医療機関の全てが
5時間の糖負荷検査をおこなっているかは定かではありません。
私はこの中から気になる病院で、且つ家から行ける範囲のものに目星をつけ、
それぞれのHPを見たり、評判等を調べながら病院を決めました。

 【基準その1】専門機関であるかどうか。
認知度が低いからこそ、沢山の症例と治療実績をもっている機関に
診てもらいたいと思いました。
実際、私の通っている病院は日本における低血糖症治療の第一人者である医師がいました。
そしてその治療が信用のおけるものであると感じた理由の一つが、
今では当たり前になっている、ある病原菌の治療を
世間が認知する以前から行っていたことでした。
そういった前例が、低血糖症に目を向け、長い歳月の中で治療法を確立させていることへの裏付けになっている気がしたのです。

また症例という意味では、私がこの病気について調べているときに感じたのは、
実際にこの病気と診断された人の情報は発見できても、
元気になった!という情報があまりにも少ないなということでした。
ですから実際に病院に行ったときに、過去事例をいくつも見せながら、
それぞれがどのような治療を行い、どのように回復されているのかを、
きちんと説明してもらえたということも、今後の治療を任せる上で
後押しになりました。

【基準その2】信頼できるかどうか。
結局長くその病院にかかれるかは、親身になってくれるか、
きちんと向き合ってくれるか、理解してくれるかということではないでしょうか。
とくに原因不明の体調不良はいろんな病気の症状とあてはまるため、
患者自身の説明の仕方、また何科にかかったかで、
病名が大きく変わってしまう可能性があります。
その時きちんとコミュニケーションをとれるかがとても大切です。

その点に関して言うと、今かかってる病院の医師は独特なトツトツとした
しゃべり口調であるため、話をしてるこちらが『先生大丈夫?!』と
言ってしまいそうになることがあります(笑)。
しかし、事前の問診表への記入等が細かくなされているため、
他の病院では聞き流されていた事柄や、対症療法では目もくれてもらえなかった
今までの経緯などを非常に大切にしてもらっているなと感じます。
そしてその都度、ひとつひとつの症状について原因や理由を
ゆっくり説明してくださってます。

検査結果が出たときに、サプリが高額であるため強要はできないという旨、
また医療処方の範囲で治療を希望するかなども聞いてもらえたので、
こちらは営利目的ではないと感じました。
調べているとカウンセリング料だけでも、かなり高額なところがありますね。
一般の病院の概念からいったら、本当に患者のことを考えているのか疑問です。

【基準その3】ホームページ、書籍
これは私がWEBデザインに関わる仕事をしているせいもあるのですが、
個人的には判断する際にとても大きな基準となります。
まずいくつか候補にいれていた病院のホームページの作りに、
いわゆる商用的な要素をプンプン感じていました。
単に制作会社が意図したことかもしれませんが、作り手の立場からすると
怪しい通販サイトなんかに用いる手法に近いものを感じたもので、
いくら低血糖症の治療で有名なところでもちょっとなぁと思ってしまいました。

純粋に 
ホームページに力をいれている=事業内容にも力をいれて信用がおける
場合もありますが、
ホームページに力を入れている=ネットビジネスで大もうけ
のパターンも五万とあるからです。

美味しいラーメン屋ほど、昔ながらのボロボロ店だったりするじゃないですか。
ホームページもきちんと整備されていないものほど実は本物!
だったりするんです。

かといって制作会社に頼らず、セキュリティ対策が万全じゃないサイトを
使っているのも、そろそろ時代遅れだとおもうので、
そういった面はぜひ改善してほしいですね。話がそれました…。

それから低血糖症の書籍を出版されている病院て結構あるかと思いますが、
糖負荷検査を行っていない患者の症例を多く載せている病院の、
検査を行わず低血糖症としている姿勢には疑問に感じてしまい
避けた理由の一つです。


以上が私が病院選びの際に気をつけたことです。
とにかく、私はもともと疑り深い性格と、これまで何度も病院に通っては
原因が判明しなかったこともあり、かなり斜めな目線で病院をみていました。

最後はやっぱり相性だと思いますので、ご自身でよく吟味した上で
判断してくださいね。

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