はじめに

原因不明の体調不良が実は『機能性低血糖症』だった。ここに辿り着くまで、沢山時間を費やしました。
世間ではまだ広く認知されていないこの病気、少しでも多くの人がこの苦しみから抜け出せますように。
治療体験談です。

お願い

※このブログはあくまで個人的な治療体験にもとづき、低血糖症についての情報をまとめさせていただいたものです。症状や治療法に個人差があり、全ての人に当てはまるものではございません。主観的な意見も多く含まれますので、参考程度にご覧ください。

2010/11/17

体調が悪化 2006年後半〜2007年

前回のお話の通り、2006年の秋頃から体調不良が顕著になりはじめました。

まず、月に一度程度の頭痛の頻度が増え、不正出血がでたのもこの頃。
生理前に症状が集中した事から婦人科へ検査に行きました。
検査の結果から不正出血は一時的なものと分かりましたが
エコーの結果 「子宮腺筋症」の可能性が高いという事。
そしてPMSなどの症状からピルを処方されることになります。

ピルを飲むようになって、生理痛は和らいだものの
副作用から吐き気との闘いとひどいむくみ、めまい。
また頭痛もよくなりません。
同じく婦人科系の病気のためピルを飲んでいた友人の表現を借りれば
 “毎日船酔い”

この頃は週に数回症状が出ていたように思います。
まず目の奥から始まる頭痛が次第に頭全体や後頭部に広がり
締め付けられるようにいたい。
または片側だけがガンガンと痛い。
市販の鎮痛剤は全く効かなくなっていました。
元々胃腸が弱かったため薬を飲むと下痢をするか
胃腸に負担がかかるため吐き気を増加させ終いには嘔吐。

あまりにも頭痛が続くため  脳神経外科に行くと、
脳は問題ないが私の頭痛は片頭痛と緊張型頭痛の両方のタイプに当てはまるとのこと。
このとき処方された薬の副作用がまたもひどく
意識を失ったためこれまで通り頭痛に耐える日々が始まりました。

数ヶ月たつと次第にピルの副作用はおさまったものの
ひどいむくみはとれず、また毎月の頭痛と吐き気は全くよくなりません。

仕事中にトイレに駆け込むこともしばしば。
頭を一定の位置から動かせないほどの頭痛と吐き気を
こらえながらの打ち合わせは今思い出しても辛い。

この頃から朝の目覚めが悪くなったり、体温調節がうまくいかないような
日がでるようになっていきます。
生活習慣も残業休日出勤が増えた2007年ころから、自炊が困難になったり
と少しずつ乱れていきました。

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