人は誰だって毎日がハッピーで、何もかも上手くいってるわけではありません。
落ち込むこともあれば、失敗することもあるし、
気分がのらないときだってあります。
そういう日常に誰にでも起こる『今日はおかしいな』ということとは
明らかに違うとき、人は精神的な症状として自覚するように思います。
精神的な症状は定義が難しいのですが、
私がこれからあげる症状もそういったいつもとは別の感覚のものです。
先に書くと低血糖症の場合、
精神的な症状は体調が悪いときにしか出ない そうです。
このことは自分の症状を判断する上で非常に役にたちました。
なぜなら私が精神的な症状が出ているときにいつも感じていたのは
『自分とは違う何かに、
気分のスイッチを操られている感じ』だったからです。
だからずっと違和感でした。
何も落ち込む理由がないのに元気がでないとか、
さっきまでやる気に満ちてたのに突然できなくなるとか、
それはいつも自分の意思とは違うところからやってきていたように思います。
●気持ちの落ち込み
初期の頃、気持ちの落ち込みが悪化します。決まってそれは生理前にやってきました。
PMSで生理のときに悲しかったりイライラしたりすることは
虚弱体質同様、以前からありましたがこちらも気にするに及びませんでした。
しかし、体調が悪化した頃から、それはもう
この世が終わったような気分になるくらい落ち込むようになります。
そしてそれは生理の終わりと共にさっていくのです。
けれどこの落ちこみ具合が半端なく、その後回復したときとの
落差が月ごとに大きくなるばかり。意味もなく涙が流れました。
その落差が私にとってはなによりも辛かったです。
だから感情を少しだけ押し殺すようになりました。
あとで地獄に落ちる感覚が嫌で、楽しくてもむやみに騒がないように、無意識に…。
感情のふり幅が大きくなると、自分はそれに耐えられなくなってしまう気がしたから。
2007年頃はストレスも多く、落ち込む理由がたくさんあったことが
事態に拍車をかけたのかは分かりませんが、原因がはっきりしないこの症状が
もしかしたら、精神的な病気なのではと感じ精神科にもいってみました。
しかし、違和感しかありませんでした。もらった薬も気分をよくするどころか
副作用で身体的症状が悪化し、前よりもっともっと体調が悪くなりました。
直感的に、やっぱりこれじゃないとその頃思いました。
仕事のストレスが減って楽しさが増してきた時、気がついたのは
自分の意志とは関係なくこの症状がくることでした。
生理前はそうだけど、それ以外でも1秒前までは元気だったのに、
突然絶望感のような、この世界で自分一人だけしか
いないような感覚になったりしていました。それはいつも突然やってきました。
● 大きくなるストレス
定期的に出てくる体調不良への恐怖心や病名が分からないことに対して
次第にストレスを感じるようになります。
最初の不正出血時のがん検診で大量に出血し、
先生も首を傾げる。がんなのか…?
激しい頭痛、MRIをとる。脳の病気か?
乳汁がでる、脳腫瘍か?(高プロラクチン血症による)
異常な物忘れ、若年性アルツハイマー?
毎回、自分で予測をたてて結果がでるまで恐怖と戦って、
そうでないといいなと願って結果は陰性で。
でも安堵とともに、そこにはいつも絶望がありました。
何もないのになぜこんなに体じゅうがボロボロなんだろう。
一生この体とつきあっていかないといけないの?それならば…。
仕事が忙しくなることに比例して、
今までできていた家事がおざなりになりました。
体調不良になる前は体調不良当時の倍以上の仕事量でも
自炊できたし、お弁当をもって健康に気をつかうことができたし、
部屋をきれいにできたし、どんなに遅くても早寝早起きを心がけていました。
それなのに、今はなんで自分で自分を大切にできないんだろう。
食生活を変えればもしかしたら治るかもしれないのに…
早く寝たら、朝早く起きれるかもしれないのに…
以前はおかしくなった生活リズムを、要所要所で整えることができたのに
それができなくなって、頭で分かってることが全く実行できないことがものすごくストレスでした。
…思いつくままに書いていたら長文になってました。
続きは次回。全部書ききったら手直ししますね。。
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