はじめに

原因不明の体調不良が実は『機能性低血糖症』だった。ここに辿り着くまで、沢山時間を費やしました。
世間ではまだ広く認知されていないこの病気、少しでも多くの人がこの苦しみから抜け出せますように。
治療体験談です。

お願い

※このブログはあくまで個人的な治療体験にもとづき、低血糖症についての情報をまとめさせていただいたものです。症状や治療法に個人差があり、全ての人に当てはまるものではございません。主観的な意見も多く含まれますので、参考程度にご覧ください。

2010/11/23

その他の症状

時系列で症状の変化や、悪化を書きましたが
追加で常にあった症状として重度の疲労感と倦怠感がありました。
この症状は言葉で表現するのが非常に難しいです。

ただ私はこれによって、それまで耐えられていた体調不良が
辛く感じるようになり、体の変化を自覚したように思います。
頭痛や吐き気をかかえると、その日を乗り切れない、
乗り切るだけの気力がないという言い方をしていましたが
体が重くすべての症状に対処しきれないという感覚です。

出先でもすぐに疲れてしまい、こまめに休憩をとらないと
体力がもちません。
休憩して、お茶を飲んだり何かを口にするとすごく元気になった気がしますが
動き出すとすぐ疲れます。(これは今にして思えば低血糖の特徴的な症状ですね)
仕事中や遊びの最中、一見普通にみえますが、
今にも後ろに倒れてしまいそうな不安定感や背面の重さを感じることもしばしば。

またこちらも持病としてもともと持っていましたが、
肩こりと腰痛は絶えずひどかったように思います。
骨が生えてるんじゃないかといわれるくらいカチコチで、
マッサージ屋で
『1箇所の凝りをほぐすだけでも(制限時間の)60分足りません…。』
といわれました。
月に何度も、仕事の合間に何度もマッサージにいっていました。
体が重い、だるい、痛い この症状が常にあることが、
それに加えて起こる別の症状に対応しきれないという状況を生んでいたように思います。

肌荒れも体調不良と同時に現れました。
額には吹き出物が数年にわたってで続けていました。
いくら寝ても目の下にはクマが消えず、キメは乱れ、くすみ、鏡に映る顔は別人のよう。ちなみに額の吹き出物の原因は
消化機能の低下、睡眠不足、ストレス、自律神経の乱れ、 等々
当時の私にはすべて当てはまります。
今まで肌荒れとはほぼ無縁だったため、明らかにこの病気によって
引き起こされたものだと思います。
(治療を始めた今は嘘のような回復をみせております。)

疲労感や倦怠感といった症状はかなり慢性化していたので、
逆に今こうして元気を取り戻すことで、それらの重症さが分かってきました。
頭痛や嘔吐のように何か具体的な症状がある訳ではないので
例えば、今日は元気と言っていても、次の日もっと元気になると
昨日の自分は元気じゃなかったんだと気づく感じです。
ちょっと分かりにくいですね。

でもこうした倦怠感などが慢性化して、体を徐々に変化させていたことが
病気の進行や重大さに気がつきにくかったり、上手く説明できず、
きちんとした診断がくだされなかったり、自分自身でどうしようもできない
といったことにつながっていたのかなと今は思います。

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