機能性低血糖症と精神疾患との関係がよくとりあげられていますが、
私としてはそのことがどうもしっくりきません、いまだに。
なぜならその多くが精神疾患の原因が低血糖症というような謳い方をしており
あたかも低血糖症=精神病と誤解を与えているように私には見えるからです。
とくに身体的症状が顕著だった私にとって、それらの表現は少なからず、
検査への第一歩を遅れさせたといっていいでしょう。
もちろん実際に様々な症状を体験している私からするとメンタル面に何も影響がなかったと言えばそれは嘘になりますが、
決してこの病気と精神病はイコールではつながりません。
精神疾患の原因が低血糖症だったというよりも、あくまで低血糖症の数ある症状の中に精神的症状があるという表現が適切ではないかと思います。
低血糖症は内科的疾患であり、そちらの原因を治療しない限り回復は難しいということが大きく関係しているのです。
私がここでいいたいのは精神疾患ばかりを大々的に取上げて誤解を与えたり、
それだけに固執しているような“医療機関”で間違った診察・治療を
受けないようにしていただきたいということです。
(このことに関しては病院のカテゴリで詳細を書こうと思います。)
そうはいっても低血糖症と精神的な症状は深く関わり合いがありますし、
特に精神的な症状の方が顕著に見られる人も沢山いるでしょう。
私がこのブログを始めたきっかけは、同じ苦しみをもっているけれど
なかなか病名にたどり着かない人への一つの選択肢として
この病気のことを知ってほしかったからです。
ですから、今多くの精神的な症状で苦しんでいる人で、この病気の可能性を持っている人に
ぜひ参考になればと思い、身体とは別けて精神面での症状を書いていこうと思います。
また身体的な症状しかなく、イメージだけでこの病気を遠ざけていた方にも参考になればと思っています。
前置きが長くなってしまったので、次回具体的な症状について
書いていこうと思います。
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